【第5回】 美しい日本語を遣っていますか

美しい日本語は好印象の第一歩

好印象をあたえるポイントとして、美しい日本語が話せることも重要ですね。美しいということは、どういうことでしょうか。大切なことは、周りの状況に応じて言葉を使い分けることで、誰とでもスムーズなコミュニケーションを取れるようにすることです。

友人や家族との話し言葉だけでは当然足りなく、適切な敬語を使うことで美しさを表現できます。敬語には3種類あって「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」ということは何となく知っていてもそれぞれを使いこなすのはなかなか難しいですね。

尊敬語 相手の行動に敬意を表わすことば
謙譲語 相手を敬って、自分の行動を控えめに表わすことば
丁寧語 相手への敬意を表わす丁寧なことば、「ございます」「ます」「です」などをつける。

 

3種類の敬語の違いは「どこに敬意をはらうか」「誰が行動しているか」ということです。そこに注意して一度自分の普段の言葉遣いや話し方を見直してみませんか。

敬語に付きものの、言葉の前につける「お」と「ご」の適切な使い分けも大切です。どりらも漢字で書くと「御」になるのですが

お … 基本は訓読みの和語(ひらがなが入った言葉)の前につける
ご … 基本は音読みの漢語(漢字の熟語になっている言葉)の前につける

ただし、よく使われて日常的になっている言葉は、漢語であっても「お」をつけることが多いなど変則的な場合もあるので、時と場合によって使い分けましょう。

ところで、皆さんは「マジックフレーズ」ってご存知ですか。相手にしてほしいこと、してほしくないことをお願いしたり、頼まれごとをお断りする場合直接的に伝えると相手も不快になることがありますが、相手が受け入れやすい工夫をして伝えれば聞いてもらいやすいですし、理解して動いてもらえることが多いです。

使い方としては、語尾を依頼口調にして表現することで、柔らかい表現にしてみたりとか具体的に「申し訳ありません」「失礼しました」「恐れ入りますが」などのお詫び系の言葉「ありがとうございます」「助かります」などの感謝系の言葉を会話の「最初に」使うことで自分の要求が通しやすくなります。

会話とは「会って」「話す」わけですから言葉遣いだけでなく、伝え方も大切です。あまり難しく考えずに、近くにいる美しい日本語を話す方をマネながら、どんどん実践して好印象の達人を目指してください。

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